北京市の教育委員会と人事局は20日、北京市管轄の大学教員の登用に関する新規定(試行)を共同で通達した。規定には▽年1度のポスト就任審査を撤廃する▽ 大学側が必要に応じポストや報酬を設定する▽「品行不適格」の票が一票でもあった場合は、就任審査を受けることができない??といった内容が盛り込まれている。
北京市管轄の33大学は今後、教員の登用をすべて募集制、契約制にする。教授や助教授の終身制を廃止し、これまでの職歴とは関係なく、同じスタートラインでポストを競うことになる。契約任期が終了すれば、再度ポストを競わなければならない。
今回の改革では、教員を主体とする専門職募集制を導入。市機関による年1度の審査を廃止し、各校に権限を委譲する。大学側は必要に応じて教員を募集し、合理的にポストを設置し、ポストごとに給与を設定することができる。教員などの専門職ポストの給与待遇は、任期内のみ有効とする。大学教員ポスト就任の基本条件は、大学教員資格、相応の教学能力、研究能力、実験技術??など。(編集NA)
「人民網日本語版」
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