取材に応じた北京市人口所の尹志剛所長によれば、このように高い伸び率の中でも、最多を占めるのが外来人口だ。1994年以降、北京市への外来人口はずっと低めで推移していたが、ここ数年になって急激に増えている。北京市は今後数年の戸籍人口の伸び率を1.5%以内に抑え、2020年の総人口を1800万人程度、戸籍人口を1350万人程度にコントロールしたい方針だ。これは北京市の人口許容量ぎりぎりの数値であり、超えてはならないラインとされる。このため、人口増加の抑制は、北京市にとって差し迫った急務となっている。(編集UM)
「人民網日本語版」2005年7月22日