カタールのアッティーヤ副首相兼エネルギー・工業相は17日、現在、世界で原油が不足していると思わないとした上で、19日に開かれる石油輸出国機構(OPEC)会議では、引き続き現在の生産量を維持していくと決定する可能性が高いと指摘しました。
アッティーヤ副首相兼エネルギー・工業相は当日、インタビューに答え、「最近、市場では、石油製品の不足問題が生じたが、供給が足りないのではなく、アメリカの一部の製油会社が生産を停止したからだ」と強調し、アメリカとEUは一部の石油備蓄を使用することに同意した後は、原油の供給面ではなく、製油会社の製油能力が問題となると述べました。
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