ニューヨークでの国連成立60周年サミットに出席している中国の胡錦涛国家主席は15日、宿泊先のホテルで、一部の国の指導者とそれぞれ会見しました。
アルジェリアのブーテフリカ大統領との会見で、両国の国家元首は、二国間と多国間における協調と協力を強化し、発展途上国の正当な権益をより良く維持することで合意に達しました。
パキスタンのムシャラフ大統領と会見した際、胡錦涛国家主席は、ムシャラフ大統領が平和を提唱し、区域的協力を重視していることに賞賛の意を表すと同時に、「中国はパキスタンと共に、両国の経済協力と貿易を新しいレベルに向上させていきたい」と述べました。
胡錦涛国家主席は当日、マケドニアのツルベンコフスキ大統領とガボンのボンゴ大統領とそれぞれ会見しましたが、席上、中国とこの二つの国の国家元首は、世界の発展を推し進めていきたいと一致して表明しあいました。またツルベンコフスキ大統領は、一つの中国を堅持する立場を改めて強調しました。
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