国連成立60周年サミットに参加した中国の胡錦涛国家主席は15日、宿泊先のニューヨークのホテルで、マケドニアのツルベンコフスキ大統領と会見しました。
胡錦涛国家主席は、席上、「中国側は、今の両国関係の発展に満足している。中国とマケドニアには如何なる利害での紛争はない。中国側は、マケドニア人民の自主的に選択した発展の道とマケドニア政府が自国の国情に基づき制定した内外政策を一貫して尊重しており、またマケドニアとの友好協力関係の発展を重視している。中国側は、マケドニア側と共に、両国関係のレベルアップに努力していく」と述べました。
これに対しツルベンコフスキ大統領は、「中国との関係発展はマケドニア政府の外交政策の重点であり、マケドニア側は、中国側との各分野の協力と疎通を強化していく」とした上で、一つの中国の政策を堅持していくとの姿勢を改めて表明しました。
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