イギリスで開かれているEU欧州連合外相会議はイランに、「もしイランが交渉に復帰しない場合、EUはイランの核問題を国連安保理に付託する」としています。
EUのソラナ共通外交・安全保障上級代表は会議で、「EUはイランが今月の3日までに原子炉の運行を停止するというIAEA・国際原子力機関の要求を遵守するかどうかに注目している。EUは必要な時、イランの核問題を安保理の付託に付託する準備を整った」と述べました。
イギリスのストロー外相は会議で、「EUはイランが核問題に対する立場を改めて考えるよう希望している」と述べました。
イランのラリジャ二核交渉首席代表は、8月27日、「もし、イランの核問題が安保理に付託される場合、イランは『核拡散防止条約』から脱退する権利を留保する」と述べました。
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