イランのラリジャ二核交渉首席代表は25日、記者のインタビューに答え、核交渉では、合理的な立場をとるようEU・欧州連合に要求しました。
ラリジャ二首席代表は、その際、「EUは、双方の信頼を促進し、互恵を保障するため、核交渉ではロジックに合う立場を取るべきである。相互信頼の関係構築のため、イランは、EU諸国と非同盟運動加盟国の代表を含むIAEA・国際原子力機関の理事会加盟国と引き続き交渉を行うつもりである」と述べました。
アメリカは当日、より多くの国がイランの核問題を巡る交渉に参加するというイランの提案に反対しました。アメリカ国務省のマコーマックスポークスマンは、「アメリカは、イランがこれからもドイツ、フランス、イギリスのEU三国とその核問題を巡って交渉を行い、今の交渉条件を受け入れるよう期待している」と述べました。
同じく25日、ロシアのラブロフ外相は、「ドイツ、フランス、イギリス三国は今月末でのイランとの交渉を放棄したが、双方が交渉を継続する可能性は依然として存在している」と述べました。
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