日本の愛媛県の教職員労働組合及び地元の民間組織と団体は26日、それぞれ談話と声明を発表し、愛媛県教育委員会が地元の中学で歴史を歪曲し、戦争を美化する『新歴史教科書』を採用することに抗議すると共に、この決定を取り消すよう要求しました。
愛媛県教職員労働組合は「この教科書は憲法と教育基本法に規定された平和主義、国際協調などの基本原則に背いた。県の教育委員会が強引にこの教科書を採用することは、この教育委員会が既に右翼勢力に操られたことを示している」と見ています。
また、ほかの民間組織はその声明で「県の教育委員会の決定は国内の圧倒的多数の国民の強い反対に遭うだけでなく、アジア隣国の厳しい非難を受けた」としています。
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