日本政府は8月1日、「アメリカの『バード修正条項』に抗議するため、9月から、一部のアメリカ商品に対して報復的関税を徴収する」と発表しました。日本が貿易パートナー国に報復的関税を徴収するのはこれではじめてです。
共同通信社の報道によりますと、アメリカの「バード修正条項」がWTO・世界貿易機関の反ダンピング協定の多くの条項に違反したと認定されていることから、日本は今年6月にす、制裁措置を講じる意向をアメリカ側に通知しましたが、アメリカ議会はこの「修正条項」を取り消すという動きを見せなかったので日本側は、「WTOの規定に基づき、報復的関税を徴収することは避けられない。またこれはアメリカがその"バード修正条項"を取り消すまで続けられる」としています。
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