「新しい歴史教科書をつくる会」が編纂し、芙蓉出版社が出版した歴史を歪曲する教科書を日本の地方当局が採用することを決めたのを受けて、577名の中国と韓国の人々が22日、日本の愛媛県など地方裁判所にこれを起訴しました。
原告側は、芙蓉出版社は去年7月から、未検定の歴史を歪曲する教科書を19の県と市の中学校教師に配布したが、法律によると、地方政府による未検定教科書の採用は禁じられている。愛媛県の関係当局がこれら教科書の採用を決めたことは、かつて日本の侵略を受けた人民に精神的障害を与えたことになるので、愛媛県でのこれら教科書採用の停止を要求し、原告側に賠償を求めるとしています。
愛媛県の松山市地方裁判所はこの訴状を受理しました。
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