日本海上保安庁が22日午後、千葉県附近海域での船舶衝突事故で沈没した貨物船の中に相次いで3体の中国人乗組員の遺体を発見しました。これに先立ち、重傷のため、病院で手当てを受けていた乗組員1人が死亡し、これにより、この事故で遭難した中国人乗組員は4人となりました。
22日早朝5時10分、マルタ籍の貨物船と日本籍の貨物船が千葉県から20キロ先の沖で衝突し、マルタ籍の貨物船は沈没し、21名の中国人乗組員が海に転落しました。
日本駐在中国大使館筋によりますと、海に投げ出された21人のうち、14人が助かったものの、7人が行方不明となっています。今、救助作業がまだ継続されているとのことです。
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