自民党の野中宏務元幹事長は20日のCS放送の番組収録で、小泉純一郎首相の靖国神社参拝を非難しました。
日本毎日新聞21日の報道によりますと、野中元幹事長がインタビューを受けた際、「もし、小泉首相が8月15日に靖国神社を参拝したら、その後政界から去っていくのが、首相にとって一番いい。内閣が潔く総辞職すべきだ」と述べました。小泉首相の靖国神社参拝はただ国内の政治危機をそらす一種の政治手法だけだと厳しく非難しました。
別の報道によりますと、公明党の神崎武法代表は20日の記者会見で、小泉首相が敗戦記念日の8月15日に靖国神社を参拝する可能性について「おそらく8月15日には参拝しないと私は見ている。一番の記念日に参拝すると、さらに日中、日韓関係を悪化させることになる。首相もこれ以上、悪化させることは好まないと思う」との見通しを示しました。
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