中国の立法機関である全国人民代表大会常務委員会が10日、注目される『物権法』草案を発表し、一般に向かって幅広く意見を求めました。
『物権法』は国家、集団と個人所有の財産の保護を目的としています。この法律の発表は中国の個人財産の保護に関する法制度の完備につながっているため、社会から大きく注目されています。これまで、草案はすでに全国人民代表大会常務委員会で三回にわたって、審議されていました。
このほか、草案は動産と不動産のいずれに対しても保護することを打ち出し、また、農民の土地の徴用や、農村の公の土地の売買及び都市部住民の住宅の立ち退きなど中国社会の焦点となった問題にも言及しています。
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