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左からは川口恭誉さん、 蒋欽民監督、小林桂子さん |
プレミア・ショーの後、 観客たちと記念写真に収まる小林桂子さんと川口恭誉さん |
中日合作映画「純愛」のプレミア・ショーが6月6日、北京で開催され、蒋欽民監督、小林桂子さん(脚本と主演)、川口恭誉さん、彭博さんら中日両国のスタッフがこれに出席した。
1945年、戦争が終わった後における元開拓団の日本人の男女と中国農村の親子を中心として描いたこの映画は、戦争を舞台としながら、いつの時代とも変わらない人間なら誰もがもっている愛、信頼をテーマとしたものである。
胡錦涛主席の「暖春の旅」を迎えるため、この映画は日本で自主配給のやり方で銀座、札幌、名古屋と1館ずつ劇場公開を実現している。札幌での公開は3週間の予定だったが、観客の要望に応えて、とうとう10週間以上の公開となった。映画を見て涙にあふれる観客も多く、80年代の中日合作映画「未完の対局」に次ぐ久しぶりの感動作といわれている。
この作品は2007年12月のモナコ国際映画祭で、独立映画大賞、最優秀女性脇役賞、最優秀男性脇役賞など、最多5部門の賞を受賞し、また、今年6月20日より東京で開催される国連難民映画祭(UNHCR日本駐在事務所主催)の上映作品に選ばれている。
プレミア・ショーでは、胡勝才・中国日本国札幌駐在領事館総領事、高村正彦日本国外務大臣からの祝電が読み上げられた。6月7日以降中国国内の主要都市でも上映され、その収益の一部は四川大地震の被災地へ届けることになっている。
「チャイナネット」により
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