米国の女優シャロン・ストーンが四川大地震は「報い」などと発言したことが、各方面から強い批判を浴びている。ストーンがモデルを務めるブランド「クリスチャン・ディオール」の中国法人がこのほど、中国メディア向けにストーンのマネージャーの署名入りの、中国語だけで英語の原文がない謝罪文を発表したところ、批判の声はさらに高まった。
ディオール中国は29日に再び声明を発表し、「さきのシャロン・ストーンの不適切な発言が社会的批判を呼んでいることを鑑み、ディオール中国はストーンが出演するイメージ広告、市場広告、商業活動のすべてを直ちに撤去し、中止することを決定した。私たちはこのたびの四川大地震で亡くなった方々に哀悼の意を表し、被災地の人々に深く思いを致すとともにお見舞いを申し上げる。私たちは中国市場を長期的なものとみなしており、被災地の再建に力を尽くすことを重ねて表明する」と述べた。「人民網日本語版」
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