オリンピックといえば、毎回テーマソングが話題となります。でも、今回の北京オリンピックに関しては、「テーマソングが決まった」というニュースを一向に聞きません。
実は水面下で、テーマソングの選考が着々と行われていることが分かりました!しかも選考活動は、なんと2003年4月からすでに始まっていて、先日3月10日に最終締め切りとなったばかり。実に5年をかけて大々的に募集活動を行っていたというのです。
今回の募集は、基本的にプロ・アマ問わず一般公募。歌詞だけの応募などもあわせると、応募総数は5万曲以上(非公式データ)と言われています。その中から、どの曲がテーマソングに選ばれるのか?その結果はオリンピック100日前、4月30日に発表が予定されています。
今回の募集には、国内外の有名アーティストからも多数力作が寄せられていて、非常にレベルが高いそうです。有力候補曲を見てみると、錚々たる顔ぶれとなっています。
劉徳華(アンディ・ラウ)/「Everyone is No.1」
周華健(エミール・チョウ)/「我是明星」
李〔王文〕(ココ・リー)&孫楠(スン・ナン)/「Forever Friends」
周傑倫(ジェイ・チョウ)/「万水千山」
韓紅(ハン・ホン)&羽泉(ユー・チュアン)/「為生命喝彩」
本当にどの曲が決まってもおかしくはない状況です。最近インターネットで「テーマソング選考結果大予想」みたいな特集をよくやっていますけど、そこでも「香港のジャッキー・チェンに歌ってほしい」とか「中国の歌姫といえばフェイ・ウォンしかいない」とか、いろんな名前が挙がっており、まったく予想できません。事務局側は「中国人だけでなく、世界中の人に親しんでもらえるような曲を選びたい」と、各界の意見をもとに慎重に選考を行うそうです。今月末の発表が待たれます。
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