日本語題:出エジプト記
英語題:Exodus
【キャスト】
任達華(サイモン・ヤム)
1954年の香港生まれ。 いまや、香港映画界の中堅になって います。
【主な出演映画】
1979年 「家法」
1982年 「夜驚魂(殺しのストッキング)」「投奔怒海(望郷 ボートピープル)」
1986年 「堂口故事(チャイナタウン・ウォリアーズ)」
1988年 「特警屠龍(タイガー刑事)」「烏龍賊替身(クレージー警部 替え玉大作戦)」
1989年 「合家歡(ミスター・ココナッツ)」「Final Fight(ファイナルファイト 最後の一撃)」
1990年 「再戰江湖(アンディ・ラウ 武闘派烈伝)」「東方老虎(刑事ディック・キプロスの虎)」「喋血街頭(ワイルド・ブリット)」
1991年 「子彈出租(ラスト・ミッション 刺殺指令)」「黒猫(黒い女豹ーBLACK CAT)」 「浪漫殺手自由人(ジョイ・ウォンの紅い愛の伝説)」
1992年 「赤裸羔羊(香港淫殺倶楽部 ポイズン・ガールズ あぶないカ・ラ・ダ)」「侠盗高飛(フル・コンタクト)」「羔羊醫生(香港人肉厨房)」「黄飛鴻笑傳(ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 外伝 天地笑覇)」「龍騰四海(アンディ・ラウの獅子よ眠れ)」
1993年 「烏鼠之機密档案(実録 幼女丸焼き事件)」「黒豹天下(黒豹天下 ブラック・パンサー)」「廉政第一撃(九龍大捜査線)」
1994年 「暴風眼(ワンダーレディ)」「醉拳3(酔拳3)」
1996年 「古惑仔之人在江湖(欲望の街 古惑仔1 銅鑼灣の疾風)」「古惑仔2之猛龍過江(欲望の街 古惑仔2 台湾立志伝)」「古惑仔3之隻手遮天(新・欲望の街 古惑仔3 古惑仔旋風、再び)」「紅燈區(不夜街2 復讐の天使たち)」
1998年 「非常突然(デッドポイントー黒社会捜査線ー)」「殺手之王(ヒットマン) 」
1999年 「新羔羊醫生(人体実験外科医 ドクターX)」「烈火戰車2 極速傳説(超速伝説 ミッドナイト・チェイサー)」「鎗火(ザ・ミッション 非情の掟)」
2000年 「朱麗葉與梁山伯(ジュリエット・イン・ラブ)」
2001年 「全職殺手(フルタイム・キラー) 」「願望樹(ファイナル・ロマンス) 」「慌心假期(夜間飛行)」
2003年 「奇逢敵手(スー・チー in ミスター・パーフェクト) 」「PTU 」「盜墓者羅拉ー生命之匙(トゥームレイダー2) 」
2004年 「2004新紮師兄(ムービング・ターゲット) 」「大事件(ブレイキング・ニュース)」
2005年 「黒社会(クロシャカイ)」「猛龍(ドラゴン・スクワッド)」「殺破狼(狼よ静かに死ね)」
2006年 「黒社会2 以和為貴」「放.逐」
2007年 「跟蹤」「出埃及記(出エジプト記)」「鐵三角」
劉心悠(アニー・リウ)
本名:劉凡平
出身地:台湾
生年月日:1981年4月1日
映画「姐御ーANEGO ー(阿嫂)」で知られる若手女優。最近は、日本漫画が原作となる新作映画『軍鶏』への出演が決まったそうです。
【主な出演映画】
2005年『阿嫂(姐御ーANEGO ー)』
2006年『黒夜(ブラックナイト)』
2007年『出埃及記(出エジプト記)』
2008年『大電影2.0(Two Stupid Eggs)』
張家輝(ニック・チョン)
温碧霞(アイリーン・ワン)
余安安(キャンディス・ユー)
邵美[王其](マギー・シュウ)
【スタッフ】
監督:彭浩翔(パン・ホーチョン)
「ユー・シュート、アイ・シュート」「イザベラ (伊莎貝拉)」「ビヨンド・アワ・ケン (公主復仇記)」などで知られる香港の彭浩翔(パン・ホーチョン)監督。脚本家としても活躍中。
【主な監督作品】
2001年 「買兇拍人(ユー・シュート、アイ・シュート)」
2003年 「大丈夫」
2004年 「公主復仇記(Beyond Our Ken)」
2005年 「伊莎貝拉(イザベラ)」「
2005年 「青春夢工場A.V.」
2007年 「破事児(Trivial Matters)」
2007年 「出埃及記(出エジプト記)」
【ストーリー】
主人公はイップという警察官。彼は、若くて美しい妻と穏やかな暮らしをしています。
ある日彼は、女子トイレで盗撮をしていた男の取調べを担当することになりました。この男の供述は、「自分はトイレで女性を覗いたり隠し撮りしたりしたわけではない。数人の女性たちは秘密組織を結成して世の中の男たちを殺そうとしていることを耳にしたので、証拠をつかむために、彼女たちがいつも利用する女子トイレに潜入したのだ」と言い張っていました。納得が行かないイップですが、やはりこの男のおかしな主張を調書に記入しました。ところが、夜中にその調書は消えてしまったのです。仕方なく取調べをやり直すことにしましたが、堂々と自分の主張をしていた男は、打って変わって盗撮の容疑を容易く認め始めることに。そして、何かにひどく怯えている様子で供述を変えたように見えました。短い間にいったい何が起こっていたのか、もっと不審に思ったイップは、この男の周辺を探ることにします。そして、驚異的な事実が次々と見えてくるのです。
【レビュー】
東京国際映画祭「アジアの風」部門で上映され、好評となった2007年の香港映画。
香港の警察ものといっても、淡々と撮っているのが印象的でした。
(編集:コオリ・ミン)
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