映画『ハムナプトラ』シリーズは、これまで、全世界で興行成績84億ドルという好調な成績を記録しています。2001年に『ハムナプトラ2~黄金のピラミッド』が上映されてから6年、ついにシリーズ最新作『ハムナプトラ3』が、7月27日、カナダのモントリオールでクランクインすることが分かりました。また、今回は、中国の西安でも撮影が行われることも明らかになりました。
新作は、中国の歴史や文化をふんだんに取り入れたストーリーになっています。監督を務めるロブ・コーエンは、長年、中国カンフーにを研究しており、かつて映画『李小龍伝(ドラゴン/ブルース・リー物語)』を手がけた経験もあります。
また、『ハムナプトラ』シリーズでヒロイン役を務めるレイチェル・ワイズが今回降板したため、代わりに、楊紫瓊(ミッシェル・ヨー)と李連杰(ジェット・リー)が出演することも決まりました。
李連杰演じる皇帝は、楊紫瓊演じる巫女に呪われ、死なないミイラと化して、兵馬俑の地下宮殿に閉じ込められてしまいました。リック・オコーネル(物語の主役。演じるのはブレンダン・フレイザー)は、この伝説の裏にある不思議な予言を求めて、息子を連れて中国を訪れます。地下宮殿で彼らを待っていたのは、カンフーができる、変幻自在のミイラでした。西安の兵馬俑からヒマラヤの雪山に舞台を移し、リック親子の戦いを描いたストーリーです。
なお、楊紫瓊と李連杰が共演するのは、1993年の映画『太極張三豊』に継いで14年ぶりとなります。
|