中国国務院が発表した『著作権団体管理条例』の関連規定により、中国音楽著作権協会と中国音楽製品団体管理協会は7月19日、国家版権局に『カラオケ経営業版権使用料金基準』を提出しました。
国家版権局は8月21日から9月20日まで公式サイトを通じて、社会に向けて意見を募集しました。さらに9月21日に、著作権所有者・カラオケ業者・芸能界協会などの関係者が参加する、意見を開きました。各方面の意見をまとめた上で、中国音楽著作権協会と中国音楽製品団体管理協会は改正した『著作権団体管理条例』を改めて提出しました。国家版権局は『中華人民共和国著作権法』と『著作権団体管理条例』の規定に基づいて、『カラオケ経営業版権使用料金基準』を発表しました。
<カラオケ経営業版権使用料金基準>
カラオケ経営業者は、カラオケの個室を単位にして、音楽作品とミュージックビデオの版権使用料金を支払います。基本料金は、1部屋あたり1日12元となっています。地域や規模に応じて、この基準を下げることができます。
中国音楽製品団体管理協会が関係業者の登録作業を完了させるまで、関係管理部門は、版権使用料金を徴収してはいけません。現在、このカラオケ版権使用料金は、北京・上海・広州などの大都市のみで試徴収を行っています。
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