<日本語題> アーサオ
<英語題> asao
【キャスト】
劉心悠(アニー・リュー/菲比役)
阿嫂役には、新人女優・劉心悠(アニー・リュー)が起用されています。最初の映画出演で、こんなにたくさんのスターたちに囲まれて、非常にラッキーなスタートとなりました。デビュー作で一気に人気に火がついているようです。今後の活躍にも注目してほしいです。
【スタッフ】
黄精甫(ウォン・ジンポー)監督
【主な監督作品】
2004年『ベルベット・レイン』
【ストーリー】
ヤクザの親分の奥さんのことを、香港では"阿嫂(アーサオ)"と呼んでいます。この作品は香港の黒社会を描いた作品ですが、主人公が女性というところが今までにありそうでなかった設定となっています。
香港最大の黒社会組織に所属する阿九は、ボスの百徳の命令で、敵対する男を殺します。しかし、その後、未亡人の復讐に遭い、阿九は逆に殺されてしまいます。阿九は息を引き取る直前、娘の菲比を、ボスの百徳に託します。18年後、菲比は美しくやさしい女性に成長します。百徳は組織を引退し、養女・菲比を連れて海外で暮らすことにしました。しかし、その矢先、百徳は何者かに襲撃され命を落とします。百徳の遺言により、菲比が "阿嫂(アーサオ)"として組織を担うことになります…
【レビュー】
まだ若い女の子が、どうやって組織を仕切っていくのか?たしかに、今までありそうでなかったストーリーです。また、出演者も豪華な顔ぶれです。百徳役の曾志偉(エリック・ツァン)をはじめ、林嘉欣 (カリーナ・ラム)、任達華 (サイモン・ヤム)、黄秋生(アンソニー・ウォン)、方中信(アレックス・フォン)などが共演しています。そして、なんと、あの劉〔火華〕(リウ・イエ)も、脇役として登場しています。かなり贅沢!
(編集:コオリ・ミン)
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