カラオケで使用される楽曲の著作権料問題が人々の注目を集める中、国家著作権局は、中国音像グループ管理協会が、8月2日から著作権料の徴収を始める予定だと発表しました。
中国音像グループ管理協会の責任者・王化鵬氏は、「著作権料の基準はまだ決めていない。今のところ、大小問わずカラオケボックス1室あたり、1日十数元徴収する予定だ。試徴収は来週から始まり、8月2日から正式に実施することになる」と明らかにしました。
これにより、カラオケ使用料が値上げされるなど、消費者への負担が増えないかどうかが、注目される問題の一つとなっています。これについて、文化市場発展センターの梁剛主任は、「今回の件は、カラオケのサービスシステムとは関係がない。したがって、消費者に影響をもたらすことはないだろう」と述べました。
一方、カラオケボックスの大手「銭櫃」と「メロディー」は、いずれも「今のところ、著作権料の徴収基準がまだ分かっていない。値上げするかどうかは、基準の決定を待ってから考えたい」としています。
この問題に対し、多くの消費者からは懸念の声があがっています。「関係部門が経営者から著作権料を徴収すれば、経営者は必ず消費者に転嫁する」という声もあります。
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