『天龍八部』は、2004年、中国本土で正月番組として放映され各地で軒並みNo.1の視聴率を記録しました。そして今、この豪華絢爛な大河ドラマのビデオは、日本、韓国、アメリカでも発売されています。
キャスト:
喬峰ー胡軍 段誉ー林志穎(台湾)
虚竹ー高虎 慕容復ー修慶
王語嫣ー劉亦菲 阿紫ー陳好 阿朱ー劉涛
ドラマのキャスト陣はとても豪華で、香港アカデミー賞主演男優賞を受賞した胡軍(フー・ジュン)、台湾と大陸で圧倒的な人気を誇る林志穎(ジミー・リン)、彭丹(パン・ダン)、「メダリオン」などでしられる香港の女優・鍾麗[糸是](クリスティー・チョン)なども、このドラマに出演しました。
中国の大人気作家・金庸の自信作「天龍八部」を映像化した全40話のドラマ。両親の時代からの因縁によって決められた運命、義侠心を貫き苦難に立ち向かっていく男たちの生き様、このドラマがすべてを物語っていました。
ストーリー:
時は11世紀の末、北宋と遼の国境付近の山の中で、赤ん坊を連れた夫婦が、覆面戦士に襲われました。母親は子供を守るために、命を落としました。父親は子供を残して、妻の死体を抱え山から飛び降り、自殺しました。
そして、30年が過ぎました。江湖では段誉、喬峰、虚竹という3人の男が頭角を現していました。しかも3人は義兄弟の契りを交わしていました。彼らは生まれも育ちも違っていますが、様々な出来事を通して、お互いに意気投合していました。段誉は、大理国の武門の誉れ高い王家で生まれましたが、勉強が大好きな彼は武術の練習を拒んで出家したのです。喬峰は、たくさんの人に尊敬されている武術界最大の門派「丐幇」のリーダーです。虚竹はもともと少林寺の僧侶で、ある事件で破門されていました。
そして、かつて隆盛を誇った大燕国の末裔である慕容復が、国を復興されるために、策を弄して暗躍しはじめ…。
「天龍八部」は仏教経典によると、顔かたちが人に似て人ではない八種の神々や怪物(天龍・龍神・夜叉・乾達婆・阿修羅・迦楼羅・緊那羅・摩呼羅伽)のことです。釈迦如来の配下で、つねに側に仕えていたということです。
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