11月も半ばとなりました。北京ではスチームが入りましたので、部屋の中は25度ぐらいと、とっても暖かいです。日本では、いかがでしょうか。
さて、今日の番組では、この一週間、中国人の生活に関わる主なニュースを振り返ってから、先週に引き続き、改革開放30年来、中国で現れた主な流行語の後半、1990年代の流行語をご紹介します。
今の韓流ブームと同じように、1990年代の半ば頃、日本のスターにはまる風が台湾から中国の大陸に吹き込んできました。そして、1970年代以後に生まれた世代の間で流行りだしていました。
「ちびまる子ちゃん」や「ドラえもん」「美少女戦士 セーラームーン」などのアニメから、「明日なる白書」や「東京ラブストーリー」など日系ドラマが人気を呼び、厚底の靴に短めのスカート、そしてファイバーパーマ。「XーJapan」など、ビジュアル系のロックバンドや、コスプレー、「日流ブーム」は一時的に爆発しました。
1990年の日流ブーム、当時のファンは今、ほとんど20代の後半か30代となりました。そして、中日友好を促す重要な力となっています。私たち北京放送にも、キムタクや松嶋菜々子の熱狂的なファンが大勢います。
今世紀の初め頃、日本でも中国でも韓流ブームが勢いよく制覇しましたが、これからは中国の文化となる「華流ブーム」の登場となるでしょう。
「文化の交流」に伴う「カルチャーショック」、どの時代においても、国境を越えて人々の考え方や、ライフスタイルに新しい風を吹き込む良いきっかけになるでしょう。
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