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食材と食事で糖尿病を予防(1)
   2008-08-20 09:19:30    cri

 糖尿病は、血中のブドウ糖の濃度が常に上昇してしまうことです。そして、糖尿病になると血管を傷つけてしまい、様々な病気を引き起こしてしまいます。

 糖尿病は、血糖値をコントロールするすい臓ホルモンのインスリンが不足したり働きが悪くなることにより、血液中に糖がたまってしまうことが原因で起こります。

 ここでは、糖尿病予防効果のある食材や食事を紹介します。

 1.杜仲茶の糖尿病予防効果

 血液中の善玉ホルモン(脂肪細胞が分泌するホルモン)であるアディポネクチンの低下は、インスリン抵抗性(糖尿病)を招く原因となります。

 アディポネクチンは糖尿病や動脈硬化をの予防に効果があると考えられており、杜仲茶にアディポネクチンの増加や分泌を助ける効果があることが分かっています。

 よって、杜仲茶を摂取するとインスリンの働きを高め、血糖値を下げるという効果が得られます。

 そして、杜仲茶は朝昼晩の食事の前に湯飲み茶碗2杯ずつ(1日10gが目安)、熱湯で抽出して飲むと糖尿病予防により効果的です。

 通常のお茶はカテキンが熱に弱いため80度位のお湯を用いますが、杜仲茶は熱に強く100度位の熱湯を用いた方がより効果が得られるのです。

 2.ジャガイモの糖尿病予防効果

 クロロゲン酸(ジャガイモに含まれる苦味成分)を多く摂ると、糖尿病の危険率が通常の半分以下になることが分かっています。

 ジャガイモのクロロゲン酸によって、糖が吸収されにくくなるためです。

 そして、クロロゲン酸はジャガイモの皮に多く含まれているので、ジャガイモの糖尿病予防効果を高めるには皮ごと(皮は刻んで)食べることがポイントです。

 クロロゲン酸は水溶性のため茹でてしまうと水に溶けてしまうので、ジャガイモは電子レンジで調理するようにしましょう。お勧めレシピはポテトサラダです。

 さらに、ポテトサラダに少々の油とチーズと組み合わせると効果がアップします。

 油がジャガイモの成分をコーティングし、チーズに含まれるカルシウムがインスリンの働きを高めてくれるためです。

 3.昆布の糖尿病予防効果

 もう一つ、インスリン似た働きをしてくれる成分バナジウムには、血糖値の上昇を抑える作用があります。

 昆布には他の食材と比べて桁違いに多くバナジウムが多く含まれており、昆布を粉末にして食べるとより糖尿病予防効果が得られます。

 昆布40g(6人分)をミキサーにかけて細かくし、ご飯を炊く時に混ぜた炊き込みご飯がお勧めレシピです。

 市販の昆布茶でも問題ありません。

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