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苺を使った料理で大病予防(2)
   2008-08-13 11:59:24    cri
 食べる前に赤ワインを少量振りかけると、吸収率が上がりワインポリフェノールの相乗効果が得られます。

 苺のアントシアニンは食前にとることにより血糖値の上昇を防ぐ効果が得られるので、夕方に摂ると苺と少量の赤ワインの組み合せはより効果的です。

 3つ目は、認知症予防効果です。

 苺だけ摂るのではなく、苺と牛乳や練乳を混ぜた苺ミルクを摂ることにより有効成分の吸収率が1.5倍になり認知症を防ぐことができます。

 苺には、認知能力や記憶力向上効果のあるケルセチン、フィセチンが含まれており、ケルセチンは脂肪分と組み合わさることにより吸収率が上がるのです。

 そして、脳の血流をよくするカフェインが多く含まれる紅茶と一緒に、苺ミルクを摂ると認知症予防効果をより高めることができます。

 苺の成分は水溶性のため、紅茶と混ぜる時に苺を潰すと苺の成分が溶けやすくなります。

 最後は、苺のガン予防効果です。

 苺の継続的な摂取は、ガンの予防に有効であると言われています。苺の食物繊維成分であるペクチンを生かすことにより、がん予防効果を高めることができます。

 ペクチンは小さい分子の方が吸収されやすいことが分かっており、熱を加えることにより分解され小さくなります。

 したがって、苺を食べる前に加熱しジャムなどにして食べることにより、ペクチンのガン細胞抑制効果を約4倍高めることができるのです。

 さらに、加熱した苺、豆類、穀類を組み合わせることで効果はさらに高まります。簡単なレシピは、トースト、苺ジャム、豆乳の組み合せです。

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