苺レシピで病気予防 買う時の選び方、食べる前の工夫、食べ方の工夫によって苺の栄養効果を高めることができます。
まず、1つ目は苺の脳梗塞や心筋梗塞を防ぐ効果です。苺にはポリフェノールや葉酸などが含まれており、これらの成分に血管を老化から守り、悪玉コレステロールを抑制、血栓を予防するなどの効果があるためです。
買う時に、甘さと酸味のバランスが良く程よい硬さがあるものを選ぶと、脳梗塞や心筋梗塞を防ぐ栄養効果を最大限に生かすことができます。
また、洗う時にヘタ付きのまま、少量のお酢を加えた水を使って手早く洗うと苺の栄養効果をより生かすことができます。苺の表面は柔らかく目に見えない傷がたくさんあるため、そのまま水につけてしまうとそこから栄養成分が出てしまうのですが、お酢がこれを予防してくれるのです。
さらに、苺をナッツ類とチョコレートと組み合わせると効果が倍増します。
ナッツ類に含まれるビタミンCやEにより血管を強化する効果がより持続し、チョコレートに含まれるカカオポリフェノールには血液をサラサラにする効果があります。苺、ナッツ類、チョコレートに含まれる異なる抗酸化物質を組み合わせて摂ることにより、より大きな効果が得られるのです。
苺の1日の摂取量の目安は、5個です。
2つ目は、苺の糖尿病予防効果です。 血中の糖はすい臓で作り出されるインスリンによって、細胞に取り込まれてエネルギーになります。
そして、苺の色素であるアントシアニンにはすい臓のインスリン生産を1.5倍に高める作用があるため、高血糖を押さえ糖尿病を予防することができるのです。
紫外線を当てると苺の色素成分は増加するため、日光に当てると苺の色素効果をより引き出すことができます。約30分間日光に当ててから、冷蔵庫で半日おくとより効果的です。
|