程翠英さんは北京天普太陽エネルギー工業有限公司の総経理で、英豪陽光太陽エネルギー工業有限公司の取締役です。
程翠英さんは、自分の創業の道を振り返って、次のようなことを語ってくれました。
私は太陽ときっても切れない縁があるようです。19年前、貧困から抜け出そうと、わたしの一家は北京に来ました。中国で最も早い太陽エネルギーの開発とサービスを一体化した企業を設立しました。19年後の今日、天普公司は太陽エネルギー湯沸かし器製造の主力企業となりました。私は熱意をを持って、クリーンな科学技術の研究や普及に努力し、より多くの人々が太陽エネルギーを利用できるようになることを目指しています。
私の会社は北京大興芦城工業区で敷地面積8000平方メートルの「北京五輪新エネルギーモデル建築」を建てました。この建築の全ての照明、空調、給湯施設は全て太陽エネルギーと地熱を利用しています。例えば、見た目には、普通のベランダの窓には発電機能があり、エアコンがなくても、室温は一年中、春のような温度をたもつことができます。
現在、我々は35%のエネルギーを節約できる太陽エネルギー湯沸し器を生産できます。そして、農村の生活レベルを向上するため、「新農村、新農民、新生活」というプロジェクトを実施しました。このプロジェクトは生活施設や環境改善のための北京郊外の100の村で行なわれ、非常に良い効果を収めました。
より多くの家庭が太陽エネルギーを利用できるようにするため、我々はまだ努力する必要があります。
今後数年間、われわれは中西部地域で地元の政府と協力して、こうしたプロジェクトを実施し、より多くの農家に太陽エネルギーを利用した風呂場や暖房設備を設置します。全国の農家が太陽エネルギーを利用できれば、年間の電気の節約量は三峡ダム発電所3ー4ヵ所分の発電量に相当します。(翻訳:董)
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