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中国農村中学校の寄宿生
   2007-12-12 12:22:51    cri

 今年14歳の付琴さんは、西南部の成都市龍泉駅区の龍泉山に住んでいます。彼女が小学生のとき、両親は出稼ぎに行ったため、妹や70歳の高齢のおじいさんやおばあさんと一緒に生活し、山奥にある小学校に通っていました。

 「小学校はとても辺鄙なところにあり、生徒は100人近くで、先生は10人でした。山奥にあるため、片道でも歩いて40分もかかります。校舎はぼろで、雨のとき、雨水が漏れました」と話ました。

 付琴さんは努力し、よい成績で小学校を卒業しました。しかし、家より最も近い中学校まで、歩いて少なくとも90分もかかり、学校の寄宿舎に入る費用は高く、負担になります。もし、両親が出稼ぎに行った成都市の中学校へ勉強に行けば、より大きな経済的な負担となります。これに悩んでいるところ、先生は付さんに嬉しいことを伝えました。

 「よく勉強しなさい、現在、政府は多くの優遇政策を講じてくれた。町の中学校に入ることが出来、学費も免除する」

 竜泉成都市龍泉駅区は42%は山で、学校があるものの規模が小さく条件がよくありません。政府の優遇政策によって、山奥の子供は全部町の寄宿制中学校に入学することが出来ました。

 学費や、寄宿代が免除され、一人当たり、毎月100元の食事代や20元の交通費、2セットの制服を無料でもらえます。

 付さんの入っている学校は全日制中学校で、2007年1月に建築され、9月に正式に授業が始まったものです。現在、山奥から来た新入生はこの中学校で勉強しています。校舎の建設はまだ、全部完成されていないが、広くて明るい教室、清潔な寄宿舎、運動場があり、第2学期に入ると、物理や、化学、生物実験室、コンピューター室も使用できるようになります。この学校の多くの生徒はほとんど両親が出稼ぎの家庭の子供で、孤独症や、自閉症、排他的な傾向があり、学校での集団生活と教師の指導の下で、これらの問題は基本的に解決されました。生徒たちは愉快になり、未来に希望を持つようになりました。自分の将来について、付さんは

 「私は大學に入って、親に恩を返す。両親によい生活を過ごさせたい。上海や北京のような大都市へ行きたい」と話しました。

 中国では、龍泉山のような貧しいところはまだ沢山あります。両親が出稼ぎに行った農村家庭の子供の数はすでに2000万人に達しました。都市と農村の格差を縮小し、教育の公平を実現し、農村の子を都市部の子供と同様な教育を受させるには政府と社会に共同の努力が必要です。(担当:董)

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