立秋が過ぎたとはいえ、きびしい残暑で、北京は本格的な夏に戻ったような気がします。これは中国で「秋老虎」、夏並みに暑い秋ということです。天気予報から、日本の各地もこのところ厳しい残暑が続いていることがわかりました。遅ればせながら残暑お見舞いを申し上げます。
さて、この番組にも、聴取者の皆さんからお便りやお問い合わせがたくさん届くようになりました。これは私たち番組制作者にとって、なにより嬉しいことです。ありがとうございます。
今回は群馬県渋川市にお住まいの鈴木義一さんからのお便りにお答えしました。
「中国では今でも巡回の露天映画会が行われていることを知り、子供のころを思い出しました。でも、昔は白黒のフィルムだったのが、今はカラーのデジタル。同じ露天映画会とはいえ、時代の差を改めて感じました。ところで、北京での映画館の入場料金はいくらですか。日本のような各種割引制度はありますか。また、中国の人々は年に何回くらい映画館へ行くのですか。」
というお便りです。
北京の映画館の入場料金は60元から70元、映画館の設備によって、少し値段が違います。日本と比べて、中国の映画料金の割引プランは少ないのではないかと思います。映画館によって、午前中や火曜日半額とか、夜、三本立ての映画が120元とか、また、半年間で一定の本数を見るための割引カードなどがあります。でも、中国人の収入から見ると、高めなので、一年に一回も映画館で映画を見ることのない人が大勢います。
また、番組の「暮らしトピックス」のコーナーで、北京市が8月17日から20日まで、オリンピックに備える「グッドラック北京」という競技場や公共サービスなどのテストをするために、交通規制を行うことを取り上げたほか、江蘇省の水産品の品質安全管理体制についてお届けしました。
今年は中国の内蒙古自治区設立60周年で、CRIの取材班は内蒙古のあちこちを取材してきました。今回の「中国ライフ 見る 聞く 歩く」のコーナーでは、内蒙古自治区南西部にあるオルドス市エジンホロ旗(中国の県に相当する)にある小学校をご紹介しました。
(作成:東)
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