7月16日から22日まで、満尾さんは中国国際放送局が組織した訪問団の一人として遼寧省の海岸線の5箇所で開発が行われている「5点1線開発プロジェクト」を見てきました。取材の日程が詰まっていたので、ゆっくり地元の人々の生活ぶりを見られなかったのですが、北京の生活ぶりと随分違うのを実感したということです。特に印象に残ったのは盤錦と丹東で、どちらも水や緑が豊かで、北京ほど経済的に豊かではないかもしれないけれども、潤いがあって人々の表情も穏やかな気がしたと言っていました。
「今週のキーワード」では、夏休みの話題を取り上げました。中国の都会では、特に、小中学生の夏休みは補習教室や稽古場に通うことが多くなります。これについて、教育学者は、「両親は休みに子供と一緒に過ごす時間を大事にして、子供を補習教室などに任せせてはいけない。親は自分の行動によって子供の興味を引き出し、子供が生活を楽しみ、自分で物事を考え、広い視野を持つように育てるべきだ」と勧めています。
「人生快適」のコーナーでは、中国北東部黒龍江省の農民、朱占香さんが植林に努める人生をご紹介しました。朱さんは結婚した時に、村から借りた50元を返すために、植林を始め、29年間、150ヘクタール近くの荒山で30万本の木を植え続けました。その中で、独自の育苗技術を開発したほか、今では、周りの村人の植林活動を支援しています。
今週の「いきいき中国」は以上の内容をお伝えしました。
(原稿:東)
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