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今週はレギュラーの満尾さんが遼寧省出張のため、ピンチヒッターで蘭暁芹さんと進行することになりました。
今週、気になる話題は、まず北京の一部の公衆トイレの英語標識がこれまでのWCからToiletに変わったことです。これまで、中国の人が公衆トイレの英語はWCで、世界でも通用するんじゃないかと思い込んでいましたが、海外に出かけるチャンスが増えるにつれて、「そうじゃない」とわかった人が多くなったわけです。これだけではなく、ほかにも公共施設によく間違った標識が見られます。そもそも、英語標識は外国人に見せるもので、見てもわからないと役に立たないので、早く直すべきであります。
また、携帯電話会社「中国移動(チャイナモバイル)」の「全球通」の利用者が「受け手無料」になることも北京では大きな話題です。これは「全球通」の利用者だけではなく、すべての携帯電話利用者にとってグッドニュースです。なぜなら、これをスタートにすべての携帯電話の受け手無料が実現すると見られれるからです。受け手にも料金がかかることはそもそも不公平な制度だと思われていますので、早く、改善されると嬉しいです。
さらに、若者が芸能人を好きになる理由は主流の価値観を映っているというアンケート調査の結果も面白いものです。現在の中国の若者の考えがその調査で垣間見られるじゃないかと思います。
今週の「中国ライフ 見る 聞く 歩く」では、中国東部浙江省台州の村の映画映写技師、陳雲林さんの話をお届けします。映画の映写技師という職業は、日本の方にとって、懐かしいものではないかと思いますが、今の中国にはまだ大勢います。この特集を通じて、中国の映写技師の仕事の様子を少しでもわかっていただければ、と思います。
(原稿:東)
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