北京市交通管理局によると、同市における自動車保有台数が26日、300万台の大台を突破した。住民5人に1人が車両を保有していることになり、自家用車の比率は8割を上回る。同市は渋滞、環境保護、駐車場所の確保などで困難に直面しそうだが、政府関係部門は対策に自信を持っている。
・4年間で100万台増
統計によると、同市の自動車保有台数は中華人民共和国が建国された1949年当時の2300台から78年の7万7000台まで増加するのに29年を要した。しかし、100万台から200万台に増えるのにかかった時間はわずか6年だった。北京市内の運転手は今でも03年8月に交通管理局が自動車保有台数200万台突破を宣言したときの驚きを忘れていない。同台数はついに300万台を超えた。(編集ME)
・自家用車の比率8割
自動車保有台数300万台のうち、自家用車が占める比率は8割を超えている。王岐山北京市長は、同市中心部の東直門で実地調査を行った際、「車両の急増は北京の改革開放が輝かしい成果を収め、人民の生活水準が大きく向上したことを示している」と感じたという。
その増加スピードは止まらない。市内の車両管理所の分所責任者は「300万台は単なる通過点にすぎない。各分所が受理する車両登録件数は増え続けており、新車市場も中古車市場も購買力は力強い」と指摘した。
「人民網日本語版」より
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