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中国の国づくりにおける目標、合言葉といえるのが「調和の取れた社会」の構築です。これは2020年までの目標です。この言葉は、多くの内容を含んでいますが、そのいくつかを具体的な例を今週の番組の中で取り上げます。
「調和の取れた社会」はまた地域の住民同士の紛争を公平に適切に解決する、という意味もあります。中国中部、河北省石家荘市では、紛争が起きた場合に備えて、仲裁機関を設置し、地域の事情に詳しい人を仲裁役に置き、訴訟が起こされる前に、解決の道を図っています。地域の揉め事は地域で解決する・・・というこのやり方は、地域の実情に合った解決法を模索することにつながり、「調和の取れた」町づくりに役立っているというわけです。
今週の番組は、石家荘市の「調和の取れた」街づくりについてお話します。
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