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中国政府はもちろん、民間でも環境保護への取り組みは非常に活発となっています。
山東省の経営者・谷成栄さんが1993年12月に「威海市民間緑の協会」を作りました。この協会は、新聞「中国環境報」が"中国最初の「緑の協会」"と報道しました。そして、北京や上海などでも「自然の友」や「自然の子」というような民間の環境保護組織が次々とスタートしました。このように、特に1990年代を中心として、民間の環境保護組織が一気に増えたのです。
統計によると、中国では今、環境保護の活動をしている非政府組織・NGOは全国で3000近くあり、20万人余りがこうした組織に所属しているということです。NGOの専業のメンバーは7万人ほどいて、残るは兼職やボランティアです。13億もの人口を抱える中国では、この数は、まだまだ割合が低いかもしれませんが、政府だけではなくて、自らの力を使って環境保護に何か役に立とうとする人々が増えているのは事実です。
今週の番組は、湖北省襄樊市を流れる川・漢江を守るために忙しい毎日を送っている女性の二人組の話をお届けします。
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