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肝臓脂肪症の予防
   2006-07-19 10:15:36    cri

  

 「肝臓脂肪症」は飲食や生活習慣などと密接な関係があると言われています。ですから、その予防には良好な飲食習慣と生活習慣を養わねばなりません。

 最も大切なのは、"お酒を抑制すること"です。90%ー95%のアルコールは肝臓を通じて代謝します。一般に、体重1キロにつき、1時間あたりに60ー200ミリグラムのアルコールを代謝することができます。こうして、3ー10時間後に体内の全てのアルコールを取り除くことができます。ですから、あまり頻繁に飲酒をすると肝臓の負担が重すぎるというわけです。ただ、飲酒量によって、肝臓への負担は異なります。また女性は男性より、さらに負担がかかりやすいと言われます。女性の場合、毎日19グラムの純アルコール(およそ182gのブドウ酒、364gのビール、50gのウィスキーに相当する)、男性の場合、毎日56gの純アルコールの飲酒量(560gのブドウ酒、1120gのビール、168gのウィスキー)に達すると、肝臓を無理な負担がかかるといわれます。

   

 もう一つ注意したいのは"お茶を飲む"タイミングです。人によっては食事の後すぐに、お茶を飲む習慣があると思います。実はこれが、時には肝臓脂肪症の予防にあまりよくないことがあるのです。実は、肉類を食べたあと、すぐにお茶を飲まないほうがいいとされます。なぜなら、お茶には、「タンニン酸」が多く含まれており、それが蛋白質と合成して"収斂性のある一種の蛋白質"になります。この蛋白質は、腸の収縮を遅くし、便秘を引き起こしやすくなります。そのため、有毒物質の肝臓への作用が増加し肝臓脂肪症を引き起こすもとになるといわれます。

 また、食事の時間と量に注意しなければなりません。特に、夕食の量は「1日の総量の30%」くらいを目安にするといいといわれています。栄養面でバランスをとり、また多種類の"おかず"をとることも大事です。

 主食は穀類を主とするほか、野菜、果物、乳製品、豆製品を多く食べるといいということです。同時に魚、卵、赤身の肉は適量。脂身の肉や動物脂肪などは出来るだけ控えたほうがいいようです。

 ほかには、適度なスポーツによっても、肝臓内の脂肪を分解し、消耗することができます。脂肪の含有量が低下し、肝機能の改善にプラスとなります。

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