国家環境保護総局の祝光耀副局長はこのほど山東省の青島、威海、煙台などの地を視察した際、山東省のこれまでの生態系保護の取り組みの成果を肯定し、これからの仕事について生態保全を社会経済発展の主要な内容に組み入れる、という意見を述べた。
祝光耀副局長はさらに次のように語った。
山東省は都市の生態整備を地域社会の経済環境の発展の重点とし、計画の起点も高く、段取りを追って実現していく目標がはっきりとしており、科学的発展観の下でややゆとりのある社会を建設する中で重要な役割を果している。
そして、威海、煙台などの地の実状にもとづいて、生態型都市の構築についての意欲を高めなければならない、とも指摘し、生態型都市を構築することを、科学的発展観を貫く重要な具体的な行動とし、ややゆとりのある社会を建設するための有効な組織形態とし、資源節約型、環境にやさしい社会を建設する事業の重点内容としなければならない、と語った。生態型都市の建設を調和の取れた社会を構築すること、社会主義の新しい農村を建設すること、精神文明を建設することと結び付け、発展の過程においてその中味を引き続きより豊富にしていき、仕事のメカニズムと管理体制を刷新し、やり易いことを先にやり、分類して指導し、確固とした基礎のある一部の市や県をモデルにして、その経験を他の地へ普及しなければならない、とも語った。
生態型都市や生態型県とは、その地のブランドのような存在であり、メカニズムの一つとでもいえる。生態型都市の模索と刷新のなかで地域の社会経済の発展の主要な内容として組み入れるよう、祝光耀副局長は強調した。
「チャイナネット」
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