お年寄りを尊敬し、彼らに安心できる晩年を送ってもらうことは中華民族の伝統的な美徳です。こうした美徳は中国北方の港町天津市の国家クラスの経済技術開発区で立派に受け継がれ、発揚されています。かつて、開発区の建設に力を尽くしたお年寄りたちは、現在、ここで平穏な老後を愉快に過ごしています。天津経済技術開発区では、これらお年寄りの「幸福の家」・高齢者協会が設置されています。

　天津経済技術開発区は1984年に設立し、中国でもっとも早くできた国家的な開発区の一つです。現在、この開発区に生活し、仕事をしている１０万人のうち、約2000人はお年寄りです。これらのお年よりは開発区建設当初の労働者です。開発区は良好な生活環境をつくり、高齢者協会を設置して、開発区ではこれらのお年寄りたちに急速な発展の中で収めた豊かな成果を分かち合っています。高齢者協会はの目的は、お年寄りの生活問題を解決するほか、さまざまな文化、スポーツ活動を組織し、お年寄りの日常生活を豊かにすることです。

　発足して２年ぐらい経た高齢者協会の会員は当初の７０人から現在は1500人余りに増え、開発区お年寄り総数の８割以上が加入しています。協会の周相栄副会長は記者に「協会はお年寄りを尊敬し、お年寄りを助けるという社会的雰囲気の中で、高齢者事業の発展を促し、調和の取れた地域環境を作る面で積極的な貢献をした。」と話しました。協会発足者の一人として、周相栄副会長は協会の豊富多彩な活動と生活を体験しました。これについて、周さんは「開発区の各クラスの指導者と部門の大きな支持や、または、広範なお年寄りの参加の下で、協会の活動は盛んに行われています。開発区のお年寄りたちは生活を愛し、社会によく力をささげているぐ集団です。協会の仕事は多忙で、緊張しているものの、お年寄りたちにサービスすることができることで慰められています。私は協会の仕事を心から愛しています」と話しました。

　高齢者協会が成立後、元気で、長生きしてもらう目標のために、豊富多彩な文化、スポーツ活動を通じて、協会を内外のお年寄りたちに、活動の場所「幸福の家」・高齢者教会を設立しました。これについて、協会の何友安理事は「協会の活動は豊富多彩で、お年寄りたちはここで、自分の才能を表現できる一方、多くの楽しみを感じました。」と話しています。

　協会が設立して長くありませんが、その活動では大きな成果を挙げたため、社会から高い評価を受け、また、「天津市高齢者活動先進部門」いう称号が授けられました。これについて周相栄副会長は「われわれは高齢者事業を陽の当たる事業として、社会資源を十分に利用して、お年寄りのためにサービスをしています。われわれの目標は開発区に生活しているお年寄りたちを天津市でもっとも幸せな老年集団の一つにし、開発区を安定し、幸せな地域にし、協会をお年寄りたちの真の幸福の家にすることです」と話しました。

　お年寄りのそれぞれの趣味によって、協会は合唱団や、舞踊隊、ファッションモデルチーム、書道グループなどを組織しました。開発区管理員会の責任者皮黔生さんは協会の活動を賞賛して「高齢者協会成立後、開発区の発展のため、良好な世論と社会雰囲気を作りました。同時に、高齢者協会の組織したさまざまな文化活動はお年寄りの心身健康と各事業の発展にプラスとなっています」と話しました。

　開発区の高齢者事業がは開発区内の多くの企業の支持を受けました。協会に活動資金を提供した「康師匠ホールディング有限公司」の滕?年副社長は「われわれは多くのお年寄りが開発区で幸せな生活送っていることをこの目で見ました。開発区の一員として、われわれはお年寄りの活動への支持を社会の公益活動として、長期的に注目してきました。今後とも、この面で、なすべき義務を行ない、お年寄りたちに関心を寄せていきます」と話しました。

　高齢者協会では、会長から一般職員まで、みな古希を超えたお年寄りです。これらのお年よりは協会で義務として、仕事をし、開発区の高齢者事業のために自分の智恵と力を尽くしています。これについて、協会の?祥?理事は「協会の収めた成果は私たちの仕事の意気込みを与えてくれます。ここで仕事をしていることに光栄と幸せを感じています」と話しています。

　協会の曹?理事は「ここ２年来、みんなの仕事への情熱に励まされて、社会のために何かをやっていく気持ちです」と話してくれました。