北京市警察当局は12日、APEC高官会議の順調な進行を確保するため、現在の厳しい対テロ情勢を念頭に置いて、検問所での検査・監視を全面的に強化し、22の検問所に銃を持った武装警察を配置すると発表した。中国新聞網が伝えた。
北京市公安局巡警総隊の孫晶東副総隊長によると、8月1日から22日までの間、22の検問所に最高レベルの警察部隊を配置する。また北京市に入る全市200カ所の道路地点での検査・監視を適時始動し、全ての不安定化要因を外周で阻止する。
北京白廟検問所は北京の東の表門と呼ばれ、市中心部から35キロ離れている。検問所の警察部隊は怪しい人物や車両、社会の安全を脅かす危険な物品を見つけた場合、その場で取り調べ、身柄を拘束する。
会期中、北京市警察当局はAPEC高官会議の会場、宿泊地、出席者が足を運ぶ場所、車両の通行ルート周辺のパトロールを強化する。また、重点日には武装車両、バイク、警察犬を総合的に使用してパトロールを行う。さらに隣接する天津市、河北省の公安機関の検問所との連携を強化し、情報を共有し、怪しい人物の北京進入状況を速やかに把握し、市中心部から離れた外周でのコントロールを強化し、北京への集結を防ぐ。「人民網日本語版」http://j.people.com.cn/
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