【新華社ハルビン8月12日】11日午前、新華社対外部、新華社黒竜江支社により主催され、国連環境計画(UNEP)、国家林業局の湿地保護管理センター、国際湿地保全連合(Wetlands International)などが共催する「美しい中国」湿地行大型公益活動がハルビンでスタートした。
中国東北の黒竜江省は自然の湿地514.33万ヘクタールを擁し、主に三江平原や松嫩平原、大・小興安嶺一帯に分布している。そのうち、丹頂鶴、虎頭オジロワシ、中華アイサなど17種類の中国国家一級重点保護野生動物や、ベニマツ(紅松)・紫ムクゲなど11種類の国家重点保護野生植物が長きにわたりこの地に生存しているという。
黒龍江(アムール川)の湿地保護は90年代に始まり、2003年にこの省は『黒龍江省湿地保護条例』を打ち出し 、国内初の湿地の保護に関連する地方法規となった。現在全省が湿地自然保護区85ヶ所、湿地公園41ヶ所を設置し、扎龍、興凱湖、三江などの8カ所が『国際重要湿地リスト』に登録され、その数は全国首位になっているという。
今回の活動の趣旨は黒龍江を縮図として、中国が湿地の生態保護のために行ってきた努力を現し、より多くの人々が湿地の修復、建設や保護に注目するよう呼びかけるところにあると紹介されている。
(新華網日本語)
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