張芸謀(チャン・イーモウ)氏の新作「帰来」の簡単なクランクイン式典が16日午前、北京市内で開かれた。張監督のほか、主演する陳道明(チェン・ダオミン)、鞏俐(コン・リー)も出席した。また原作となった小説「陸犯焉識」の作者・厳歌苓氏も駆けつけた。陳道明(チェン・ダオミン)は一日も早いクランクインを望んでいた、と笑顔を見せ、「これで早く『帰宅』できる」とおどけた。一方、張監督と7年ぶりのコンビとなった鞏俐(コン・リー)は、本作で好演できれば、自分が真の女優になった証になる、と抱負を語った。新快報が伝えた。
■新旧友人に感謝する張監督
式典では、「帰来」の「フレッシュな脚本」が早速準備され、張監督は興奮した面持ちだった。スタッフの見守る中、張監督はまず来賓と厳歌苓氏に謝意を示し、「『帰来』は非常に優れた小説。ずっと彼女(原作者・厳歌苓氏)の励ましと支援を受けてきた。皆さんと共に仕事をするが、各スタッフが真摯に力を尽くし、順調な完成を願っている。きょうは多くの旧友に集まっていただいた。皆さん長年のお付き合いがある。また、新しい顔ぶれも多い。一致団結の結果、撮影の成功を祈り、観客の皆さんに優れた作品をお見せしたい。ありがとうございます」と意気込みを述べた。
原作「陸犯焉識」の作者・厳歌苓氏も海外からはるばる北京に駆けつけ、制作スタッフへの心配りが感じられた。「感激している。ドイツから帰国した目的はきょうのクランクイン式典だった。張監督、陳道明(チェン・ダオミン)、鞏俐(コン・リー)といった優れた方々と手を組む。傑作となるのは間違いない」と期待を寄せた。「人民網日本語版」
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |