シルクロードで敦煌を知っている日本人が多いですが、敦煌市内から北西へ180キロ離れているところに、かの有名な雅丹地形があります。2001年5月に、政府に国家雅丹地形地質公園に指定されています。

　「雅丹」という単語は新疆に住む少数民族ウイグル族の言葉ウイグル語の「雅尓丹」の発音が転じたものであり、意味は「険しい崖」だそうです。

　ここはかつて海洋であったが、その後地殻は隆起して、海水が縮小して、湖や沼沢となり、それから湖が干上がってだんだんゴビを形成しました。その後荒れ狂う風や水にさらされ次第にこの珍しい地形を形成したということです。

　（写真：kokusei）