四川省成都市のジャイアントパンダ繁殖繁育研究基地(NPO)は13日、メスのジャイアントパンダ「成績」(12歳)が12日に、オスの双子の赤ちゃんを出産したと発表。同基地では今年初めての双子のジャイアントパンダ誕生となった。双子の出産を受け、ジャイアントパンダの保護活動をサポートする公式「成都パンバサダー(パンダ大使)」(NPOと国際NGO「ワイルドエイド」が共同募集)の応募が急増している。中国国営の通信社「中国新聞社」のウェブサイトが報じた。
今年4月13日に人工授精を受けた「成績」は7月ごろから食欲の減退傾向が続き、いたものの、妊娠によって上昇するホルモン(プロゲステロン)値が上昇し後に低下したため、スタッフらは失敗に終わったと見ていた。しかし8月13日に、「成績」のホルモンが再び上昇し、同18日から食欲が減退。食物には全く興味を示さなくなった。そして今月12日午前8時16分に羊水が破れ、9時25分に187.4グラムの赤ちゃんを無事出産。続いて、11時09分に155.4グラムの赤ちゃんを出産した。
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