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チベットを行く―山南編 タントク寺

2012-08-01 15:12:16     cri    

 チベット仏教発祥の地として有名な山南地区では、世界にその名を知られる3つの寺院があります。今日紹介するのは、その1つタントク寺、ソンツェン・ガンポの時代に建てられたとされています。また、文成姫が唐からチベットへ興いれした当初ここで暮らしていたともいわれています。タントク寺の仏殿はチベットで最古のもので、当初は非常に狭い場所に在りましたが、その後3回の大修繕によって寺院の内部が拡大され、現在の大きな寺院に位置するようになりました。寺院内では、2万9026個の真珠で作られた淡水真珠のタンカ(仏画)が最も貴重な宝物として知られているほか、文成姫が自ら縫った観音のタンカも世界的に有名です。(取材・写真:劉 睿)


タントク寺の前には野良犬が多く、人を全く怖がらない。
タントク寺に高い建物はない。


タントク寺内部の廊下、
紀元前7世紀に描かれた両側の壁画が、現在まで保存されている。


仏殿の中央で祀られている第32代チベット王のソンツェン・ガンポ像。
その隣に祀られているのは、話すことができると言われる能言度母像。


タントク寺の壁画、清朝の時代に描かれたもので、
釈迦如来が出家する前から、悟りを開き、円寂するまでの物語を描いている。

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