福建省南西地区にある「福建土楼」は独特の建築様式と長い歴史文化で有名だ。世界で唯一無二の山地の大型の土作りの住居として2008年7月には世界遺産リストに登録されている。
「福建土楼」は宋、元の時代に建てられ、明、清、中華民国の時代を通じて徐々に発展して現在に至る。土楼は山の傍に建てられ、合理的な配置で、円形や四角、楕円形、弧型など様々だが最も注目を集めるのは円形で、現地では円楼、円寨などと呼ばれる。一般の円楼は直径約50メートル程度の3ー4階建てで、内部には100余りの部屋があるが、大規模な円楼になると直径は70ー80メートル、高さ5?6階建てで、内部には400ー500の部屋があり、700-800人が居住可能なものもある。
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