清明節は間近にせまる。文明墓参りという観念の普及に伴って、数多くの市民がお墓参りの前に生花を用意するのは普通。２６日、記者は市街地で何軒の花屋を取材し、墓参り用生花の販売ピークがいよいよ到来のがわかった。しかし、雲南省の干害の影響で、今年菊の花の価格は少し上がり、ひと枝５元になって、バラの花よりも高い。

　市街地の和平通りのある花屋の店頭で、黄色の菊ひと桶や白い菊ひと桶が並んでいて、店主の呉氏は白菊かごを梱包している。「一週間前から、菊の花を予約注文する市民は少なくないですよ」と言った。そして、今週から、菊の花の販売ピークを迎えると呉氏が予測した。

　祝日特有な現象として、生花の価格は大幅に上昇するのはいつもの有様になっている。今年は特に、菊の花の価格は例年よりはやく上昇してきた。振興東街のある花屋の店主の話によると、菊の花は今年、例年より値段が高く、昨年の清明節前後、２-３元ぐらいしかなかった菊の花は今、バラの花よりも高く、包装のきれいな花束なら１００元以上もかかるという。今年春節以来、生花は高価格のままである。雲南省の乾燥が続き、生花の生産量が低下しつつある。さらに、清明節という菊の花の需要量のピークをむかえ、卸売り物価も、小売り価格も上昇するわけだ。 花屋の店主は「（菊の花の価格は）これからもどんどん上昇していくだろう。」と話した。

　（新華網日本語）より