ジャッキー・チェン氏は、トップコメディアン・趙本山氏に続き、中国エンタメ界でプライベートジェット機を購入した2人目の大物スターとなった。ただし、2人が購入したのは違うタイプのジェットで、趙本山氏はカナダ・ボンバルディア社製の「Challenger850」、ジャッキー・チェン氏はブラジル製「Legacy650」をそれぞれ購入した。価格はいずれも約3千万ドル。
ジャッキー・チェン氏の購入した「Legacy 650」の機体後部には、漢字で「龍」のロゴがあしらわれ、チェン氏の英語名「Jackie Chan」のイニシャルも施されている。ビジネスジェット「Legacy 650」は昨年、世界中のセレブが愛読する米国のライフスタイル誌「Robb Report」において、各種テストで上位に入り、最優秀個人飛行機賞を獲得した。同機は、3つのエンジンルーム、独立したキッチン、減音装置、特大バゲージルームなど万全の設備を誇っている。また、キャビン内の設備は豪華極まりなく、座席は全て本革製、22枚の広い舷窓からは自然光がたっぷり入り、冷蔵庫、バーカウンター、コーヒーメーカー、電子レンジなどの生活設備も整っている。外部との連絡にも便宜が図られ、ネット接続用の機内Wi-Fiサービスや衛星電話設備が導入された。
「Legacy 650」には、英ロールス・ロイス(Rolls Royce)社製AE3007-A2エンジン2台が採用されている。最大航行距離は7223キロメートル、香港とオーストラリア最南端都市アデレード間片道あるいは北京とドバイ間片道を、ノンストップで飛行することが可能だ。プライベートジェットを所有することで、日頃のトランジットの煩わしさから解放されることになるチェン氏は、「Legacy650を選んだ決め手は、静かさと豪華さです。ユーザーとしてブランド大使となったことは非常に光栄です!」と述べた。(編集KM)
「人民網日本語版」より
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