神奈川県横浜市の観光説明会が11日、上海市内の新錦江大酒店(ジンジャンタワーホテル)で開催され、今年5月より横浜友好観光大使を務める中国人気俳優・歌手・陳坤（チェン・クン）さんが横浜市の文化や観光資源の状況を説明・PRした。中国国内で絶大な人気を誇る陳坤を通して、横浜の観光業の発展を促進させるのが狙い。

　東日本大震災の影響で激減した中国人観光客を横浜の各観光地に呼び戻そうと、日本政府は今年5月、陳坤さんを横浜の友好観光大使任命していた。

　同イベントに先立ち、陳坤さんは、横浜市を訪問して旅行番組を制作。同イベントで各観光スポットを散策、撮影した際のエピソードなどを語った。観光大使を務めていることについては、2008年に自身の故郷四川で大地震が発生した際、日本政府が災害支援を行ったことへの感謝の気持ちもあり、喜んで引き受けたとし、今回のようなイベントを通して中日両国の関係がさらに良い方向に進んでくれることを願っていると語った。（編集KN）

　「人民網日本語版」より