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大学生、ネットで「節約旅行指南」公開

2011-10-14 13:00:55     cri    

 「僕は貧乏学生です。お金をかけずに国内を回ろうと決めた時、すでに旅は始まっていました。使ったお金の累計は、無錫で20元(約24円)、崑山までが200元(約2400円)、呼倫貝爾(フルンボイル)までが300元(約3600円)、そして重慶までが600元(約7200円)でした」。中国版フェイスブック「人人網」に、「萌萌」という「貧乏学生」が最近、国慶節連休にわずか600元の所持金で5千キロにわたる旅をした経験を、「節約旅行指南」という文章につづった。揚子晩報が伝えた。

 「萌萌」君は「節約旅行指南」の冒頭で、自分が節約旅行をする理由について、「僕には定収入がありません。何か欲しいものや、やりたいことがあれば、そのためのお金はたいてい親に頼るしか方法がありません。 この旅行指南では、旅行ガイド的なことにはあまり触れず、節約旅行をするための裏ワザや心得をふんだんに皆さんに紹介したいと思います」と書いている。彼は、旅行の時には高速鉄道に乗る多くの学生と違い、最も旧式の車両「緑皮車(車体が緑色であることから、この愛称で呼ばれている)」を利用する。自動車での移動となると、彼のヒッチハイクのテクニックは超一流だ。「高速道路に入り口まで来たら、行き先を書いたプラカードを持って道路傍に立つ。外国人のヒッチハイカーのように、腕をまっすぐ伸ばして上げ、握りこぶしを作り、親指を立てる。タバコはいつも用意しておくこと。それを手渡せば、運転手とは自然に仲良くなれる。無料で一夜の宿を提供してもらうには、敬虔さと大胆さを兼ね備えて現地の中青旅(CYTS)に赴き、硬軟両様の戦術で挑む必要がある」と彼の指南は続く。

 「萌萌」君が披露した、ヒッチハイクで載せてくれる全国各地の運転手と「仲良くなる」技には、思わず「見事」というしかない。「自分が喫煙する・しないに関わらず、ある程度上等なタバコを一箱必ず用意しておくこと。運転手はほぼ全員スモーカーなので」と彼は書いている。また、全国各地の運転手へ渡す「ハードカレンシー(流通性の高い硬貨)」として、東北地方は「長白山(10元)」、華北地方は「中南海(8元)」、華東地域は「南京(15元)」や「紅双喜特純(8元))などと各タバコブランドも紹介している。(編集KM)

 「人民網日本語版」より

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