浙江大学知能システム・制御研究所ロボット実験室が開発したシミュレーションロボット「悟」と「空」が9日、発表された。卓球をすることができるこの2体のロボットは頭に設置したカメラでピンポンボールの空中での運動のコースを捉えてボールの落下地点を予測し、それに反応する動作を行なって人間との卓球の対戦も行なうことができるという。4年以上かけて開発されたロボットの「悟」と「空」は身長1.6メートル、体重55キログラムで、ロボット分野の多くの先進技術の結晶だ。ボディーには高強度の軽質材料と加工技術が用いられ、全身に30の関節があり、腕だけでも7つの自由な運動が可能だ。浙江大学では今後、より柔軟でスピードの速いロボットの開発を進め、認識技術と結合させて、家庭用にサービスを提供する人型のロボットを開発したいとしている。(編集YH)
「人民網日本語版」より
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