アイアンマンの服装をして「五道杠」(5本の赤線が入った少年先鋒隊の肩章)の肩章を着けた「不審者」が突然あなたの会社に姿を見せたら、どう思うだろうか(写真はインターネット利用者の提供)。上海のある企業ではたらく山東省出身の王康さん(25歳)はこのようにして多くの同僚の度肝を抜いている。同僚がインターネットにアップロードした彼の写真や動画がインターネット利用者の人気を集めている。
「瀟湘晨報」が伝えたところによると、3日午前に王康さんと友人は車で重さ50キログラムある「アイアンマン」を会社に運び、王さんは自分の部署で着替えた後に外へと歩き出した。
会社の入り口まで来ると、ガードマンが王さんを阻んだ。幹部がいたために企業のイメージを損なうことをガードマンは懸念したようだ。「あっちへ行ってそれを脱いでから入ってくるように。」王さんがそちらへ行くと、ガードマンが再び来て王さんの所属部門と従業員番号をたずねた。気分をそがれた王さんはその場で衣装を脱いで立ち去ったという。
7日夜に王さんの同僚が動画と写真をインターネットにアップロードし、当時の状況を臨場感あふれる様子で紹介している。「老湿」というIDのこの人物の書き込みには「熱くないのか」「どうやって作ったのか」「足を持ち上げるとどんな感じがするのか」といった多くのコメントが寄せられた。見に行きたいので王さんの会社は上海のどこか教えて欲しいとたずねる人もいたという。
ある女性のインターネット利用者「Karen」さんは「なんて純真な青年。よい父親になるだろう。楽しみとアイデアに満ちた生活を送れそうだ。お付き合いしたい」とコメントした。
王さんは現在上海のある企業で働き、大学ではデジタルマルチメディアを専攻した。アイアンマンの装備は今年2月26日から作り始めて6月3日に完成したもので、材料費だけで3千元以上かかったという。「人民網日本語版」
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